ネットコラム

建物の中や室内でもしっかりつながるWi-Fiは?

モバイルWi-Fiルーターは、どこでも持ち運びが出来てすぐにネット環境が利用できる便利なアイテムですが、時々繋がりにくかったりってことがありますよね。
それが、エリア外であればわかるんですが、例えば思いっきり首都圏であっても電波が入らなくて圏外になってしまうことがあります。

それは、もしかしたら建物の中や室内まで電波が届かなくて圏外になっているのかもしれません。
「え?モバイルWi-Fiルーターって室内で使えないの?」
と思うかもしれませんが、もちろんそんなことはありません。
しかし、場所によっては室内などで利用できない場合があるのは事実です。
そこで、モバイルWi-Fiルーターと建物の関係や、室内でもしっかり使えるモバイルWi-Fiルーターについて解説していきたいと思います。

モバイルWi-Fiルーターの電波の特性

モバイルWi-Fiルーターの電波は大きく分けて2種類あります。
ひとつがWiMAX、そしてもうひとつがLTEです。

WiMAXは2.5GHzというとても高い周波数の電波を利用しています。
この周波数が高い電波は、まっすぐ進む力がとても強い為、通信速度が速いと言われています。

一方LTEはというと、高速通信はできますがWiMAXほど周波数が高くありません。
一般的にはLTEの方がエリアが広く、電波も強いイメージがありますね。

建物や室内で繋がらないWi-Fi

さて、ではここからはモバイルWi-FiルーターのWi-Fi電波が繋がらない理由について具体的に見ていきたいと思います。
なぜ建物内や室内で電波が繋がらなくなるかというと、それは電波の周波数に関係があります。

周波数の問題

先ほど、WiMAXは周波数が高いというお話をしましたね。
周波数が高い電波の特徴は

・通信速度が速い
・電波が届く範囲が狭い
・障害物に弱い
・天候が影響しやすい

といった特徴を持っています。
一方、周波数の弱い電波は

・電波の届く範囲が広い
・天候に左右されにくい
・情報量が少ない

という特徴があります。
それぞれ一長一短ですが、モバイルWi-Fiルーターの電波が屋内で届かなくなるという理由に関しては、特にWiMAXの電波が多いようです。
WiMAXの電波は周波数が高いので、高速通信が可能ですがその代わり電波の届く範囲が狭く、障害物に弱いんです。
もちろんLTEも障害物で遮断されてしまうことはありますが、周波数の低い電波は障害物をうまくよけて届くのに対し、WiMAXはまっすぐ進む力が強すぎる為、障害物をよけることができずに遮断されてしまうんですね。
さらに、悪天候の中では雨や雪でさえ電波が反射してしまってうまく届かなくなることがあるようです。
こういった特性から、WiMAXは高速通信、ワイモバイルは広いエリアなんていうイメージが定着していったんではないかと思います。

じゃあ結局屋内で使えるWi-Fiルーターはどれ?

建物内や室内でも使える、という点を重視して考えた場合には、やはり周波数の低い電波のWi-Fiが有利という事になります。
では、その低い周波数が使えるモバイルWi-Fiルーターとはどこのルーターでしょうか。

ドコモ

ドコモが提供しているモバイルWi-Fiルーターは、使用している周波数がいわゆるプラチナバンドと呼ばれているものを使用しており、非常に繋がりやすいと言われています。
ただし、料金面でちょっと高いというところがネックですが。

ワイモバイル

ワイモバイルの電波も、ドコモとやや周波数は違うもののプラチナバンドを使用していますので、建物内でも比較的電波が届きやすいと言われています。
WiMAXに比べると建物内やエリアの問題は少ないイメージですね。

WiMAX

WiMAXは周波数が高いので建物内は弱いと言われていますが、それはWiMAX 2+のこと。
ハイスピードプラスエリアモードのau 4G LTEなら、auのLTE回線を利用するので障害物やエリアに関する問題もクリアできます。
ただし、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードを利用すると月間データ利用量が7GBまで制限されるので注意が必要です。

まとめ

モバイルWi-Fiルーターの電波は周波数によって建物内や室内で届きやすいものとそうでないものがあります。
もし、建物内に届きやすいモバイルWi-Fiルーターを見つける場合には、周波数が低いもの(できればプラチナバンドのもの)を利用することをお勧めします。

WiMAXは周波数が高く、LTE電波を利用できるモードもありますが月間データ利用量の制限があるので、その点にだけは注意が必要です。

また、どの周波数でも建物の構造などによってはどうしても電波が届きにくい場合がありますので、契約してから電波が届かなくて使えないという事態を避ける為には、短期のレンタルを利用して電波状況を実際に利用してみて確かめてみるのが一番安心かもしれません。

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