新生活も始まり、ネット環境の見直しとしてWiMAX回線を検討されている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、数あるWiMAXプロバイダの中から、最適なプロバイダを選ぶ基準とおすすめ2社をご紹介します。
目次
WiMAXとは?
そもそもWiMAXとはWorldwide Interoperability for Microwave Access の略で
4G LTEや5Gと同じ無線インターネット回線の1つです。
現在、WiMAXの料金プランは大きく3つの種類があります。
・ギガ放題プラス・・・下り最大速度2.2Gbps、使用する回線はWiMAX2+とau LTE 回線
・ギガ放題・・・下り最大速度1.2Gbps、使用する回線はWiMAX2+のみ
(※有料オプションでau LTE 回線を追加することは可能)
・ギガライト・・・下り最大速度1237Mbps、月7GB以上で通信制限がかかる
どのプロバイダを選んでもWiMAXのサービスエリアや通信速度、データ容量や端末のスペックに違いはありません。
異なるのは月額料金や端末代金、キャッシュバックの内容です。
そこで、おすすめの料金プランとプロバイダ各社の平均月額料金を基準にプロバイダを選ぶ方法をご紹介していきます。
選び方基準1:料金プラン
プロバイダを選ぶ前に、まずは契約する料金プランを決めましょう。
WiMAXの3つの料金プランのうち、ギガライトは1カ月7GBまでしか使えないため、おすすめできません。
そうなると、『ギガ放題プラス』か『ギガ放題』を選ぶことになります。
どちらがよいかというと、これからWiMAXを契約しようと思っている人には『ギガ放題プラス』がおすすめです。
以下、その理由を解説していきます。
理由1:2022年秋より、WiMAX2+の基地局減少により、WiMAX2+の通信速度が遅くなるから
『ギガ放題』プランにおいて、無料で利用できる回線はWiMAX2+のみなのですが、実はWiMAX2+の基地局を減らしていくことが、公式に決まっています。
これは運営元であるUQ WiMAXが、所有する基地局の電波を5G回線のほうに充てていくためです。
これにより、5G回線を使用する『ギガ放題プラス』プランはこれから広いエリアで使用できるようになっていくのに対し、WiMAX2+回線のみの『ギガ放題』プランは通信速度も遅くなりどんどん不便になっていきます。
理由2:通信制限までのデータ上限が上がったから
WiMAX2+回線において、『ギガ放題』プランでは3日で10GB以上使用すると通信制限がかかるのですが、『ギガ放題プラス』プランでは3日で15GBまでに引き上げられました。
また、ハイスピードプラスエリアモードにおいては『ギガ放題』プランでは1カ月7GBまでです。それに対し、『ギガ放題プラス』プランでは15GBまでと倍以上になりました。
ハイスピードプラスエリアモードとは、屋内や山間部などのWiMAX2+の電波が届かない場所でネットに接続するため、WiMAX2+の代わりにau LTE 回線を使用する仕組みです。
田舎や郊外で使用する人ほど、このハイスピードプラスエリアモードの使用頻度は高いと言えます。
データ上限が7GBから15GBまで上がった『ギガ放題プラス』プランでは、より対応エリアを気にせず、WiMAX2+回線を使用できるようになりました。
理由3:ハイスピードプラスエリアモードの通信制限対象がau LTE回線のみになった
『ギガ放題』プランでは月7GB以上使用すると通信制限がかかります。
ですが、『ギガ放題』プランの通信制限の場合、速度が遅くなるのは au LTE 回線のみではありません。
ハイスピードプラスエリアモードで月7GB以上使用すると、au LTE 回線のみだけでなくWiMAX2+回線にも通信制限がかかってしまいます。
しかも速度制限時は128kbpsまで落ち込んでしまい、この速度はGoogleでのネット検索やLINEのメッセージさえ送れなくなってしまうレベルです。
それに対し『ギガ放題プラス』プランでは、ハイスピードプラスエリアモードで速度制限がかかったとしてもau LTE 回線のみで、WiMAX2+回線は通常通り使用できます。
以上3点の理由から、WiMAXを契約される際は『ギガ放題プラス』プランをおすすめしています。
選び方基準2:平均月額料金
プランを決めた後は、実際に料金を比較していきましょう。
ですが、料金を比較する上でも、プロバイダごとの料金設定は非常に複雑になっています。
・月額基本料金
・その他費用(事務手数料、端末代金など)
・割引(キャッシュバック特典など)
・契約期間(12カ月 or 36カ月)
各項目を比較していくと非常に煩雑になってきます。
なので比較しやすいように、以下計算式を用いて平均月額料金を算出しました。
(月額料金総額)+(その他費用)-(割引)=(支払総額)
(支払総額)÷(契約期間)=(平均月額料金)
上記計算式を用いて平均月額料金を比較した結果、以下の2社をおすすめプロバイダ会社として選びました。
ぜひチェックしてください。
おすすめプロバイダ1:GMOとくとくBB
【GMOとくとくBB WiMAX +5G】最新モバイルWi-Fiルーターが月額2,079円(税込)〜</
月額料金総額:153,384円
その他費用:3,300円(事務手数料)
割引:14,000円(キャッシュバック)
契約期間:36カ月
平均月額料金:3,963円
GMOとくとくBBは平均月額料金が『ギガ放題プラス』プランで3,963円(税込)と業界最安値!
また、申込完了後に忘れがちなキャッシュバックも、「端末受取後すぐに申請、契約期間中いつでも申請可能」になっており、顧客満足度も高いおすすめプロバイダです。
GMOとくとくBBがおすすめな方
・長期的な利用で考えており、月々の費用を抑えたい方
・忘れがちなキャッシュバックを確実に受け取りたい方
おすすめプロバイダ2:Vision WiMAX
初期手数料・初月月額料金無料!オープンキャンペーン実施中【VisionWiMAX】
その他費用:0円
割引:10,000円(キャッシュバック)
契約期間:12カ月
平均月額料金:5,139円
WiMAXプロバイダの多くは3年契約なのですが、Vision WiMAXでは数少ない1年プランが選択可能!
また、Vision WiMAXは端末代金だけでなく、新規事務手数料も無料となっており、初期費用を抑えたい方におすすめです。
しかも、平日しかカスタマーサポートが対応していないプロバイダが多い中で、土日祝を含めた365日電話対応可能な点も、Vision Wimaxの強みと言えます。
Vision WiMAXがおすすめな方
まとめ
この記事では、WiMAXのサービスを提供しているプロバイダの選び方やおすすめの2社をご紹介しました。
長期的な使用を検討中の方にはGMOとくとくBB、新生活を始めたばかりの方にはVision WiMAXがおすすめです。
ぜひこの機会にインターネット環境を見直し、ご自身にあったプロバイダを選びましょう。