IIJmioは格安SIMの中でもトップクラスの人気を誇るブラントのひとつです。
また、格安SIMとしてはかなり早い段階からサービスを提供していました。
IIJmioの特徴としては、mineoのようにドコモ回線とau回線から選ぶことができるSIMなので端末や好みに合わせて利用することが可能です。
そんなIIJmioの料金や速度や評判をまとめてみましたので、格安SIM選びの参考にご覧ください!
目次
IIJmioのメリット
評価・評判が良い
IIJmioを提供している株式会社インターネットイニシアティブは、かなり昔からプロバイダーサービスを提供していて、ネット業界ではいわゆる老舗といえます。
また、IIJmioは個人向けSIMカードシェアNO.1やお客様満足度NO.1を獲得した実績があります。
通信速度や回線品質においても第三者機関から高い評価を得ているので、安い=低品質というイメージはIIJmioにはありませんね。
ドコモ/auが選べる
IIJmioではドコモ回線とau回線のいずれかを選んで利用することができます。
格安SIMの中ではドコモ回線を利用しているサービスが多いので、auも利用できるというのは大きなメリットとなります。
すでに端末を持っていて格安SIMのカードのみ利用したい方は特に、au端末に対応したカードをIIJmioなら手に入れられますので助かりますね。
余ったデータ量の繰り越しが可能
月内に使いきれなかったデータ量は翌月に繰り越して利用することが可能です。
繰り越しができれば、あまりネットを利用しなかった月のデータ量を翌月たくさん使うことができます。
無駄がなくていいサービスですね。
高速通信ON/OFFでクーポンを節約
IIJmioでは、高速通信を行う際に利用するデータ量のことをクーポンと言います。
このクーポンを節約する為に、IIJmioでは高速通信のONとOFFの切り替えが可能になっています。
クーポンを利用しない場合や高速通信が不要な場合は、クーポンをOFFにしておくことでデータ量の消費を回避できます。
このクーポンON/OFF機能を上手に使うことでデータ量の無駄遣いを減らすことが可能となります。
バースト転送
バースト転送とは、通信開始時に高速通信が可能となる機能です。
この機能は例えば低速に切り替えている場合や、通信速度制限がかかっている場合でもウェブサイトを開いたりアプリを開いたりする時に役立ちます。
通信速度制限がかかった状態だと、ウェブサイトなどを開く時にとても時間がかかってしまいますが、バースト転送を利用すればはじめだけ高速通信になるのでそういったストレスを回避することができます。
ファミリーシェアプラン
IIJmioのファミリーシェアプランでは、最大3枚のSIMカードでデータ量を共有することができます。
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※最大10枚までに増えました!
共有できるデータ量は10GBまでとなっており、一人で2台持ちしたり家族でそれぞれSIMを持って利用することができます。
月間10GBでこの料金は安いですよね。
ちなみにSIMカードを1枚追加するごとに2,000円の手数料がかかります。
そして、もし10GBじゃ足りない!
という場合には大容量オプションがあるので20GB追加で+3,100円
月、30GB追加で+5,000円/月が利用できます。
もしデータ通信専用SIMでデータオプション20GBを利用する場合には、2,560円+3,100円=5,660円で合計30GB使えるということになりますね。
「みおふぉんダイアル」で通話料が半額
みぉふぉんダイアルのアプリを利用して電話をかければ、通話料金が半額で利用できます。
みおふぉんダイアルは音声通話機能付きSIMで利用でき、初期費用や月額料金などは発生しません。
また、みおふぉんダイアルは電話回線を利用しているので、通話の音声品質が電話と同じになります。
IIJmioのデメリット
料金プランが少ない
格安SIMは携帯キャリアに比べて料金プランが細かく分かれていることが多いですが、IIJmioは3GB/6GB/10GBの3つのプランしかありません。
ちょうどよいプランがあればいいですが、もっと細かくプランを選びたい場合には選択肢がないのがちょっと残念ですね。
ファミリーシェアプランは同一名義の契約でしか利用できない
データ量を共有できるファミリーシェアプランですが、家族それぞれが別々に契約をしていた場合には利用できません。
ファミリーシェアプランはあくまで一つの契約に対してSIMカードを追加する形で利用するサービスとなります。
ソフトバンクスマホは利用できない
IIJmioの格安SIMカードを利用できるのは、ドコモ端末とau端末のみとなっています。
また、au端末の場合はSIMロックを解除しなければ使えません。
iPhoneの場合は、ドコモ端末は5c以降の端末がすべて利用可能となっており、au端末の場合は6s以降の端末がSIMロックを解除することで利用可能です。
なお、ソフトバンク端末のiPhoneはIIJmioでは動作確認の対象外となっているので、利用できるかどうかは不明です。
テザリングは機種による
IIJmioのSIMをスマホで利用する場合、テザリングは利用できる端末とそうでない端末があります。
IIJmioで動作確認されている端末一覧はこちらのページで確認ができます。
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3日間の速度制限
IIJmioでは3日間の速度制限があります。
制限がかけられる条件は「最大200kbpsの通信が3日間で366MBを超えた場合」です。
また、「直近3日間あたりの通信量6GBを超えた場合」は、クーポンのON/OFFにかかわらず通信速度制限がかけられてしまう場合があります。
いずれの場合も速度制限がかかった場合にどれくらいの速度で通信が可能かどうかについては公表されていませんが、かなり遅いであろうことは予想がつきますね。
音声通話機能付きSIMは契約縛りがある
IIJmioの音声通話機能付きSIMは12カ月間の契約となります。
よって、12か月以内に解約することになると「音声通話機能解除調定金額」として12か月までの残りの期間×1,000円を支払わなくてはなりません。
例えば残り期間が10カ月だった場合は、10,000円を支払うという事になります。
IIJmioの料金プラン
SMS機能付きSIMはタイプAプランの方がやや安くなっていて、音声通話機能付きSIMはタイプDもタイプAも料金に差はありません。
非常にシンプルな料金プランで、あまり選択肢がないのがデメリットではありますが、しかし携帯キャリアの料金と比較すると、IIJmioがいかに安いかということがわかります。
ただ、携帯キャリアとIIJmioの違いは通話料の部分で、携帯キャリアは5分以内の国内通話が無料となりますが、IIJmioは無料通話分などはついていません。
IIJmioで通話をする場合は、みおふぉんダイアルのアプリを利用することで、通話料金が半額となります。
オプション料金
IIJmioは追加クーポンやクーポンカードを利用して、データ量をチャージすることができます。
また、MNPでIIJmioへ乗り換えたり、IIJmioから他のキャリアへ乗り換えることも可能です。
MNPなら番号を変えずに利用する会社を変更することができます。
※MNPを利用して乗り換えをするには、転出前の会社からMNP予約番号を発行してもらう必要があります。
IIJmioの回線
格安SIMは回線速度が遅いというイメージを持っている方も少なくないと思いますが、IIJmioはそんな中比較的良好な回線状態を保っています。
また、クーポンのON/OFFを上手に利用することでデータ量の節約もできます。
仮に通信速度制限がかかってしまった場合も、バースト機能があるので接続する瞬間の速度は速く、ちょっとしたウェブの利用やメッセージアプリの利用に関しては問題ありません。
まとめ
IIJmioではドコモとau両方のタイプのSIMがあるので、現在ドコモまたはauのスマホを利用している方や家族での乗り換えに適していると言えます。
ただ、料金プランがそれほど細かく分かれていないので、普段使うデータ量がマッチすればというところでしょうか。
音声通話については安いとはいえ、料金が発生してしまうのであまり通話機能は使わない方向けのSIMと言えますね。
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