衝撃にも海水にも負けないMIL規格スマホのスペックとは?

スマホ画面をハンマーで一撃

スマホの画面を割ってしまったり、水没させてしまったり、落下させて端末が壊れてしまった…
そんな経験がある方は多いと思います。
スマホって、毎日当たり前のように使っているのでついつい扱いが雑になりがちですが、最近のスマホは小さなパソコンと言っても過言ではないほど、高スペックな精密機器です。

ですから、衝撃を与えたり水にぬらしてしまったりすると意外と簡単に故障してしまうんですよね。
スマホが故障してしまうと、修理に出すか最悪の場合は端末を買い替えなくてはなりません。
各キャリアやiPhoneならappleの補償プランなどに加入していれば、少ない費用の負担で修理や端末交換が可能ですが、それでも多少の出費がありますし、データの移行に関する手間やデータ消失などお金以外にもいろいろと痛いです。

でも、そんなデリケートなスマホだけではなくって、とっても上部で頑丈なスマホも存在しているのを知っていますか?
それが「MIL規格」と呼ばれるものなんです。
そこで、今回はMIL規格で作られた頑丈なスマホについて解説していきたいと思います。

目次

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スマホは壊れやすい

まず、スマホはとても壊れやすいデリケートなアイテムだと言いうことを確認していきたいと思います。

耐水仕様の最新スマートフォン

スマホはバッテリーで動作している機械なので、水に濡らすのは厳禁です。
最近はiPhoneをはじめとした多くのスマホが防水防塵対応になっていますが、だからといって水につけても安全という事ではありません。
間違ってもプールや海の中にスマホをいれないでください。

スマホの防水規格はIPXと言って決まった基準が存在しています。
IPXはいくつかのレベル分けがされていますが、防水性が高いものだと水深1.5メートルの中にスマホを沈めて30分放置しても大丈夫と書かれていたりします。
しかし、これはあくまで基準であること、そして水道水に限定されています。
水道水以外の水の中や常温以外の水では状況が変わってきます。
さらに、実際にはIPXの基準よりも浅い水の中で短い時間の水没であっても、スマホが故障してしまう可能性があります。
ですから、スマホの防水機能は万が一水の中に落としてしまった時の故障を予防する程度と考えておきましょう。
どうしても水場へスマホをもっていかなくてはならない場合は、専用の防水ケースを使うことをおすすめします。

よくある水没例

スマホを水没させてしまうパターンは、割と身近なところにあります。
特に多いと言われているのがトイレでの水没です。
ポケットに入れていたスマホが滑り落ちて便器の中に落ちてしまうんですね。
これは、用を足す前ならまだましですが、後だと水没+汚いでダブルショックになるので注意しましょう。
他にはお風呂へスマホを持ち込んでの水没です。
浴槽のお湯の中へ落としてしまったらもちろんまずいですが、そうではなくても水没状態になることがあります。
それはお風呂の湯気です。
以外かもしれませんが、湿度の高いお風呂の中ではそこにスマホがあるだけで水没したのと同じ状態になってスマホが故障してしまうことがあります。

お風呂でもLINEをしたい、YouTubeを見たい、ゲームをしたいなんて言う方は多いと思いますが、その場合は必ず防水ケースに入れて使用しましょう。

これと同じ現象で雨の中傘を差さずに歩いていたらポケットの中やカバンの中のスマホが壊れてしまったり、運動をしている時にポケットに入れていたスマホが汗の湿気で壊れてしまうという例もありますので、注意しましょう。

衝撃

暴力

スマホを壊してしまったパターンでもっとも多いのが「落下」によるものだと言われています。
歩きスマホをしていて落としたりって経験はないですか?
ただ、ある調査結果を見るとスマホを落下させてしまった場所で一番多いのはトイレでした。次に多いのが自宅やオフィスなんですね。
自宅やオフィスなら、かろうじて地面がカーペットだったり柔らかいものであれば、スマホ落下の衝撃を吸収してくれるので致命傷にはならないかもしれません。
しかし、トイレって硬い床のところが多いですよね。
さらに水没のリスクもあるので、トイレはスマホにとっては大変危険な場所のようです。

最近のスマホはほとんどが大画面ですから、落下させてしまうと画面割れの可能性が高いですよね。
画面割れはただ表面的な傷だけではなく、そのまま放置しておくとさらに故障が進む危険性がありますし、割れたスマホの画面の隙間から水が浸入したりケガをする恐れがありますl。もしも画面割れしてしまったら、すぐに修理に出しましょう。

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とりあえず、スマホを落下させてしまったらまずは外傷がないか確認して、電源が入るかを確認します。
落下の衝撃でバッテリーが外れていることもあるので、バッテリーもチェックしましょう。
もし、正しく動作しなかったり電源が入らない場合は、再起動や電源ケーブルを繋いでみます。
それでもダメなら、修理に出した方が良いでしょう。

スマホの落下による故障を予防する手段としては、衝撃を和らげてくれるケースに入れたり、ストラップ、バンカーリングなどがあります。
また、歩きスマホをしない、落ちやすいポケットに入れないというのも対策の一つですね。

エアコン無しで夏を乗り切る男性

スマホもパソコンと同じように熱には弱いです。
ちょっとくらい熱くなったからといってすぐに故障する訳ではありませんが、熱を持った状態が続くと端末の劣化が進み、本体の寿命が短くなると思ってください。

では、どんな場合にスマホが熱を持つかというところですが、普通に使っていても熱くなることがあります。
これは、スマホのアプリが立ち上がりすぎていて本体に負荷がかかっている場合です。
また、長時間連続して操作し続けるのも発熱の原因となります。
これらを防ぐには、使っていないアプリを終了させることや長時間使用したら少しスマホを休ませることです。

何度も言いますが、スマホは精密機器ですから、直射日光が当たる場所などに放置することは絶対に避けましょう。
他には、バッテリーが劣化してくると発熱しやすくなったり、スマホ全体を覆うカバーを付けていると放熱できずに熱がこもる場合もあります。

劣化

ゾンビ

新しいもの好きな方は、スマホの端末代金を支払い終わったタイミングですぐに機種変更したり、最新機種を見つけたら1年程度で機種変更するという方もいらっしゃると思います。
しかし、寿命という点でいえばスマホはまだまだ使えます。
ですがスマホ本体は大丈夫でも、バッテリーは案外早く劣化するものです。
長くスマホを使っていて、最近バッテリー持ちが悪くなったとか、熱を持つことが多くなったなんていう場合はバッテリーだけでも交換した方が良いかもしれません。

ちなみに、スマホのバッテリーを長持ちさせるには、できるだけバッテリー残量が0%に近い状態まで使ってから充電することです。
残量がたっぷりある状態からの充電を繰り返していると、バッテリー容量が少なく記憶されてしまって、100%まで充電してもすぐに残量がなくなってしまうんですね。

MIL規格のスマホとは

では、ここからはMIL規格のスマホについて解説していきたいと思います。

MIL規格って?

MIL規格ってあまり聞きなれないですよね。
読み方は(みるきかく)と読むそうです。
ウィキペディアで調べるとこのように乗っていました。

※引用
MIL規格 (みるきかく、英: Military Standard) とは、一般的にアメリカ軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格を総称した表現である。

つまり、アメリカ軍が遭遇する過酷な環境にも耐えうるということなんですね。
実際にMIL規格とはどういった規格なんでしょうか。
例えば温度なら-20度(華氏4度)から60度(華氏140度)程度まで耐えられるようです。
その他、振動や衝撃、湿度などについても通常のスマホに比べてかなり過酷な状況においても壊れにくく作られているようです。
実際に、一般人がスマホを扱う環境の中で、MIL規格で耐えられない環境に遭遇することはなかなかないと思いますので、MIL規格のスマホなら多少のことでは壊れないと考えてよいかもしれませんね。

販売中のMIL規格スマホ

実際に手に入るMIL規格のスマホを探してみると、機種は限られますがいくつか見つけることができました。

■ドコモ
arrows NX F-01J

ドコモスマートフォン史上最も厳しい水準の落下試験をクリアした機種だそうです。
外見は普通のスマホと変わらないのに、防水で画面も割れにくいのはすごいですね。

■ソフトバンク
DIGNO® U

DIGNOR U

この機種は、ソフトバンクで初めてMIL規格に準拠したスマホなんだそうです。
確かに、背面を見るとちょっと頑丈そうなつくりなのがわかります。

■au
TORQUE G03

TORQUER G03

MIL規格スマホとして3シリーズ目となるTORQUE。
3キャリアの中で一番見た目がゴツい印象ですが、その分強そうですね。

まとめ

スマホは毎日肌身離さず持ち歩くことが多いので、その分何かしらのトラブルに遭遇する可能性があります。
また、人によってよく壊してしまう方もいますね。
ですので、そういう方は落下や水没などに対してなんらかの対策をとっておいた方がよいでしょう。

その手段の一つとしてMIL規格のスマホを持てば、ちょっとやそっとでは壊れないので、修理代や端末交換代を節約することができるかもしれません。

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