モバイルバッテリーの選び方とおすすめは大容量とは限らない!?

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは、東日本大震災の時に売り場から消えるほど売れたので、ご存じの方も多いと思います。
モバイルバッテリーがあれば、スマホやタブレットなどのバッテリーがなくなった時に、コンセントがなくても充電することができるとっても便利なアイテムです。

最近のスマホはバッテリー容量がかなり大きくなってきたので、普通に使っている分には一日持つと思いますが、少し使い込んでいくとだんだん一日持たなくなったりします。
また、スマホゲームをやったりテザリングをしたり、動画を見たりとバッテリー消耗の激しい使い方をすると結構な勢いでバッテリーはなくなりますよね。

あと、モバイルWi-Fiルーターのバッテリー切れにも注意が必要です。
パソコンとUSB接続していれば、給電された状態で使用できますので大丈夫ですが、USB接続なしで使っているとバッテリーは減っていきますので、もしもモバイルWi-Fiルーターがバッテリー切れになってしまうと、残念ながらWi-Fiを使うことができなくなってしまいます。

このような、スマホやモバイルWi-Fiルーターがバッテリー切れで使えなくなってしまった時に役立つモバイルルーターの選び方について、今回はご紹介していこうと思います。

モバイルルーターは家電量販店やネットで探すとたくさん出てきますので、どれを選べばよいか迷った経験がある方も多いと思います。
せっかく買うなら、しっかり使えるものがいいですからね。
モバイルバッテリーの選び方で多いのが「容量」だけを見ての購入ですが、実はそれ以外にもいくつかポイントがあります。
モバイルバッテリー選びに失敗しないように、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

目次

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モバイルWi-Fiルーターもバッテリーが必要

外出先でモバイルWi-Fiルーターを使っていて、バッテリー切れになった経験はありませんか?
モバイルWi-Fiルーターのバッテリーは端末によりますが、一般的に知られている端末の多くは大きいものでもせいぜい3,000mAh未満です。
実際にモバイルWi-Fiルーターのバッテリーがどれくらい持つのか見てみましょう。

モバイルWi-Fiルーターのバッテリー容量

端末バッテリー容量連続通話時間連続待受時間
W042,750mAh約260~630分約380~850時間
WX032,890mAh約438~990分約45~1,100時間
603HW2,400mAh約360~510分約850時間
506HW1,500mAh約360分約440時間

通話時間や待ち受け時間は、利用しているモードなどにより異なりますが、連続で使い続けた場合、10時間以上経過するとバッテリー切れを起こすものが出てきますね。
毎回しっかりと満タンになるまで充電した状態であればいいんですが、中途半端な状態から使い始めると数時間でバッテリー切れになります。
そんな場合に、モバイルバッテリーがあれば充電しながらWi-Fiを使い続けることができます。
コンセントがあればそちらで充電した方が早いんですが、いざという時の為にモバイルバッテリーはひとつあると安心ですよね。

スマホのバッテリー容量

スマホのバッテリーについても、どれくらいあるのか代表的な機種で見てみたいと思います。

端末バッテリー容量連続通話時間連続待受時間
iPhone 71,960mAh最大840分最大10日間
iPhone 7 Plus2,900mAh最大1,260分最大16日間
Xperia XZ Premium3230mAh約1,150分約500時間
Galaxy S83000mAh約1,250分約340時間
AQUOS R3160mAh約1,200分約560時間
arrows Be2580mAh約660分約780時間

モバイルWi-Fiルーターとくらべると、最新のスマホの方がやや容量が大きいイメージですね。
ただ、バッテリー容量が大きくても機種によって連続通話時間や連続待ち受け時間が短かったりするのがちょっと意外です。
例えばiPhone 7は1,960mAhしかないのに、2580mAhもあるarrows Beよりも連続通話時間が長いです。
でも、待ち受け時間はarrows Beの方が長かったりします。
これは、おそらく機種ごとに待ち受け時の消費電力や通話時に必要な電力消費などが影響しているものだと思います。
ちなみに、今回参考としたスマホの連続通話時間の平均は約17時間、連続待ち受け時間は467時間(約19日間)でした。

これだけ持てば十分ではあるんですが、実際に利用している場合にはきっとこれよりも短くなります。
というのは、待ち受け状態でもバックグラウンドで起動しているアプリがあったりするからなんですね。

モバイルバッテリーの種類

モバイルバッテリーには主に2種類の方式があります。

リチウムイオン電池式

リチウムイオン式

リチウムイオン電池式は、充電して繰り返し使うことができます。
充電の方法も、コンセントからの充電とUSB接続をしてパソコンなどから充電できる方法があります。
それなりの価格がするんですが、繰り返し使えるのでトータルコストはかなり低くなります。
また、容量が大きいものなら一度満タンにしておけば何度も使うことができるなど、メリットが多いですね。

乾電池式

乾電池式

乾電池式のモバイルバッテリーは、乾電池を入れて充電します。
すぐに使いたい時に新品の電池さえあれば利用できるメリットはありますが、毎回電池を購入するのでコストがかかります
モバイルバッテリーを購入するのなら、リチウムイオン電池式がおすすめですね。

モバイルバッテリーを選ぶポイント

モバイルバッテリーを選ぶにあたり、いくつかのポイントがあります。

対応機種かどうか

モバイルバッテリーで何を充電するかによって、使えるものとそうでないものがあります。
おそらくモバイルバッテリーを使うのはスマホかタブレット、モバイルWi-Fiルーターなどが主な対象になると思いますが、同じスマホでも対応していないものがあったりします。
ですから、モバイルバッテリーを購入する場合には、対応しているかどうかのチェックは必須です。
せっかく購入したのに対応していなかったら使えませんからね。

容量

モバイルバッテリーは容量によって価格がかなり違います。
Amazonでモバイルバッテリーの売れ筋を調べてみると、5,000~10,000mAhで2,000円~3,000円前後、10,000~20,000mAhのもので3,000円~40,000円前後となっていました。
中には20,000mAhで3,000円くらいの格安モバイルバッテリーもありましたが、あまり安すぎると耐久性などが不安ですね。
また、大容量のものになればなるほどモバイルバッテリー本体も大きく、そして重たくなりますので、持ち運びのことも考えて購入を検討しましょう。

チャージ時間

モバイルバッテリーからスマホやモバイルWi-Fiルーターへ給電(チャージ)を行う場合、モバイルバッテリーの電流の大きさによって満タンになるまでの時間が変わります。
モバイルバッテリーの電流は主に2.0Aと1.0Aがあって、2.0Aの方が給電速度は速くなっています。
同じ量の給電をした場合、2.0Aと1.0Aでは2倍くらいの差が出ることもあるので、急速充電をしたい場合には2.0Aのものを選ぶと良いでしょう。

タブレットを充電するなら2.0A

タブレットはスマホと違って充電する場合には高出力が必要になります。
よって、タブレットの充電も考えている場合には、出力が2.0Aのものを選びましょう。

まとめ

以上、モバイルバッテリーの選び方に関する情報でした。
まとめると

・充電して繰り返し使えるリチウムイオン式がコスパ的にも◎
・容量(5,000mAh~10,000mAhが売れ筋)
・充電したいものが対応しているモバイルバッテリーかどうか
・急速充電やタブレットに給電するなら2.0Aのものを

といった感じです。

>>WiFiの比較や総合情報はこちら

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