WiMAXはパソコンやスマホ、タブレットをWi-Fi接続してどこでもインターネットを楽しむことができるとても便利なアイテムです。
最近では月間データ量無制限で利用できるプランもありますので、通信速度制限の心配なく使い放題できるのもいいですよね。
でも、そんなWiMAXについて調べてみると、WiMAXとかWiMAX2+とかau 4G LTEとか、ちょっと難しくて理解できていない方も多いのではないでしょうか。
そこで、WiMAXとWiMAX2+の違いについて詳しく解説していこうと思います。
また、WiMAXからWiMAX2+に乗り換えるにあたっておすすめの得するキャッシュバックキャンペーンなどもご紹介していきたいと思っていますので、現在WiMAXをご利用中の方も、これからWiMAXを使おうかと迷っている方も、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。
目次
WiMAXとWiMAX2+の違い
WiMAXとWiMAX2+の違いを知る前に、まずはWiMAXとWiMAX2+それぞれについて知る必要があります。
WiMAXとは
「WiMAX」っていうとUQ WiMAXのモバイルWi-Fiルーター端末をさしていう場合が多いと思いますが、そもそもWiMAXは通信方式の規格のひとつです。
そしてこのWiMAXを利用したサービスを提供しているのはKDDIグループなんですね。
ちなみにWiMAXを提供しているUQコミュニケーションズはKDDIの子会社です。
WiMAX自体は2004年から提供開始されていて、モバイルWi-Fiルーターサービスとして知名度も高く、定着しています。
WiMAXの利用可能エリアは全国の90%以上となっており、通信速度は下りで最大13.3Mbpsとなっています。
そして何よりもWiMAXのメリットは、通信速度制限がないことです。
WiMAX回線は、どれだけ使っても通信速度制限がかかる心配がありません。
UQコミュニケーションズのサービスでは「ノーリミットモード」としてWiMAX回線が提供されているくらいですからね。
WiMAX2+とは
WiMAX2+は、2013年から開始されたサービスです。
現在はWiMAX回線よりもWiMAX2+が主流として利用されています。
WiMAX2+は、WiMAXに比べて通信速度が速いメリットがあります。
WiMAXが下りで最大13.3Mbpsなのに対し、WiMAX2+は下りで最大440Mbpsとなっています。
2015年頃のWiMAX2+は下り最大220Mbpsでしたが、2016年からキャリアアグリゲーションと4×4 MIMOを組み合わせたサービスを開始し、下り速度は最大440Mbpsとなりました。
さらに、2017年にはau 4G LTEをキャリアアグリゲーションに組み合わせることにより、下り最大590Mbpsにまで引き上げられています。
WiMAXと違いWiMAX2+は月間データ量が7GBに制限されていますが、ギガ放題プランに加入することで月間データ量無制限での利用が可能になりました。
au 4G LTE
au 4G LTEとはその名の通りauのLTE回線です。
au 4G LTEは800Mhzというプラチナバンドを利用しており、人口カバー率は99%超ともいわれています。
なぜプラチナバンドと呼ばれているかというと、WiMAX回線に比べてau 4G LTEは周波数が低い為、建物などに回り込んで電波を届けることができるのです。
また、遠くまで電波が通りやすい性質を持っているので、より広いエリアで利用できる電波ということなんですね。
つまり、au 4G LTEは速いのではなく繋がりやすい電波ということです。
WiMAXでは、ハイスピードエリアモードというモードにすることでau 4G LTEが利用できます。
実際には、WiMAX2+とau 4G LTEを自動的に最適な回線に切り替えて接続してくれる形になります。
ただし、ハイスピードエリアモードの利用についてはLTEオプション料金として月額1,005円がかかる場合があります。
こちらの料金は契約プランによって無料のものと有料のものがあります。
また、ギガ放題は月間データ量無制限ですが、ハイスピードエリアモードを利用した月は、ギガ放題であってもWiMAXやWiMAX2+を利用していても月間7GBを超えると通信速度制限がかかりますので注意が必要です。
WiMAXとWiMAX2+を比較
では、WiMAXとWiMAX2+のスペックなどを比較してみます。
こうしてみると、WiMAX2+の方が圧倒的に速いですね。
通信速度制限についてもギガ放題プランに加入すれば問題ありません。
3日間で10GBの制限もありますが、3日間で10GBって結構ガンガン使わないと到達しません。
動画を長時間見続けるという場合はちょっと注意が必要かもしれませんが…
WiMAXは2018年で終了
実はWiMAXは、2018年3月~4月で終了となり、すべてWiMAX2+へ移行されることが決まっています。
これはより高速な通信が可能なWiMAX2+の方が需要が高く、そちらでより質の高いサービスを提供する為の措置ということですので、今からわざわざWiMAXだけを利用することを想定する必要はないですね。
また、WiMAXしか利用できない契約プランや端末を使っている場合、2018年にはWiMAX2+に変更しなくてはならない為、早めにWiMAX2+が利用できるようにしておいた方が良いかもしれません。ギリギリになると同じように移行する方が増えて手続きも混雑する恐れがありますからね。
WiMAXからWiMAX2+に乗り換える方法
WiMAXからWiMAX2+に乗り換えるには、いくつか注意点があります。
機種選び
機種選びですが、WiMAXの端末はそれぞれスペックが違います。
また、端末によってはau 4G LTEが利用できないものもあります。
ハイスピードエリアモードは使わないからau 4G LTEは利用できなくてもいい、と思うかもしれませんが、もしも後から使いたいとなっても端末が未対応では使えません。
その為に新たに端末を買い替えるのはちょっと無駄ですよね。
それに、あくまで憶測ですが今後WiMAXのプランや内容が変更されて、今より気軽にau 4G LTEを利用できる環境になる可能性だってあります。
そういった場合に備えて、できればau 4G LTEも利用できる端末を選んでおいた方がおすすめです。
現行の機種では、WX03はWiMAX2+しか利用できないので、W04の方がおすすめですね。
W04は下り最大440Mbpsに対応しており、au 4G LTEも利用できます。
W04のスペックを実際に使って試してみたいという場合は、1日からの短期レンタルができるサービスでお試しができます。
キャッシュバックを利用する
WiMAXの契約は、UQコミュニケーションズでも直接行うことができますが、実はプロバイダのサービスで契約した方がいろいろメリットがあります。
メリットはプロバイダごとにことなりますが、月額料金が安くなったり、端末料金が0円になったり、キャッシュバックがあったりするので、普通に契約するよりかなりお得です。
So-net モバイル WiMAX 2+
So-netモバイルのWiMAXなら、月間データ量無制限のギガ放題が通常4,380円/月のところ、2カ月間だけ1,480円になります。
さらに、24か月目までは3,480円で利用できます。
月額割引を適用しない場合は、20,000円のキャッシュバックをもらうこともできるんです。
その他諸々の特典をまとめると
・2カ月間1,480円/月
・24か月目まで3,480円/月
・月額料金割引を適用しない場合は20,000円キャッシュバック
・セキュリティ1年間無料
・端末代金0円
・送料0円
・初月月額料金0円
となります。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBのWiMAXは、最大31,100円キャッシュバックを開催しています。
さらに月額料金は3,609円から、端末代金0円でクレードルもついてきます。
また、ハイスピードエリアモードを利用するのに必要なLTEオプション1,005円/月も無料で利用できます。
まとめ
WiMAXは2018年には停止しますので、いまのうちにWiMAX2+が利用できる端末に乗り換えを検討してみる方がよいでしょう。
また、乗り換えの際にはプロバイダーのWiMAXでお得に乗り換えがおすすめです。